祖母〜傾 (縦走) 西田雅弘 日 時 2005・5・07(土)〜5・08(日) 天気 晴れ コース 7日 (前夜泊) 九折・豊栄鉱山跡駐車場5:00〜三ツ坊主〜傾山頂8:45(9:00出発)〜九折越小屋9:50(10:05出発)〜笠松山10:50〜本谷山頂11:37〜ブナの広場(水場)12:20 13:00まで休憩・昼食〜尾平トンネル分岐13:27〜古祖母山頂16:10〜 障子岳山頂17:00〜尾平・天狗岩分岐17:30〜祖母山頂19:12〜九合目小屋19:24 (泊り) 昨年は、祖母〜傾の縦走に出かけることができなかったので、今年は何とか出かけて自分の体力を試してみようと思いました。 ゴールデンウィークは甑島に魚釣りに行っていたので、5月7日、8日で体を慣らして14日、15日に行く予定でしたが、15日は石割岳の清掃ハイクのお誘いを受けたので、急遽行ってきました。 7日 少し早く目が覚めたので、2年前に行ったときより30分早い5時に出発。 呼吸を整え、できるだけダメージを受けないように気をつけながら、傾山頂 へ。 九折越までの下りもあえてゆっくりと。そのかいあってか前回苦しかった笠松山、本谷山の登りは比較的快調に歩き、昼食休憩のぶなの広場までは前回を上回るタイムで行くことができました。 本谷山の山頂付近は、アケボノツツジでピンク色に染められ、なかなかのものでした。 しかしここでのカロリー摂取が少なかったのか、2回目で飽きが来たのか、尾平トンネル分岐でもうやめて帰りたいという気持ちが芽生え、何とか気を取り直して前に進んだものの、その後、絶不調。 古祖母の登りでは、30歩行っては立ち止まって肩で息をするような状況となり、鎖の取り付けてある岩場を登ったところで、遂に力尽き、倒れこんでしまいました。 リュックから東鳩オールレーズンを取り出して、さして食べたくも無いのに無理して食べて、空とアケボノツツジをぼんやりと見ながら、体力の回復を待ちました。 15分ほど休んだでしょうか、幾分疲れが取れてきたので立ち上がり、再び歩きだしました。今度は、いくらか調子が上がり、天狗岩分岐までまずまずのペースを保て、18:30頃には祖母山頂にたどりつけるだろうと思っていました。 近くに水場があるムシカリとアケボノツツジのきれいな鞍部にさしかかったところで、テントが張ってあり、さすがに疲れたので、私もその近くで横になってしばし休憩をとることにしました。 10分ほど休んでから、さあラストと最後の力を振り絞って登りだし、かなり疲れてピークを回り、祖母山頂と書いてある方に向かって歩いていると、なんだか見たような景色。 これがデジャブーというものか。疲れて以前見た景色と今見ている景色が一緒に見えるのかな等と思っていると、あのムシカリとアケボノツツジの光景に出くわし、傍らにはテント。 疲れきった頭でしばらく考え、鞍部からもと来た道を逆走したのに気づきました。 ここでかなりの体力と気力を使いましたが、夕暮れの時間が迫ってきたので、何とか気を持ち直して歩き出しました。 祖母山頂についたときにはかなり暗くなっており、ヘッドライトを灯しながらやっとの思いで九合目小屋にたどり着くことができました。 8日 今日は、大障子から前障子を巡っての帰途。 名残のミツバツツジ、満開のアケボノツツジ、七分咲きのシャクナゲと、今年は豪華な花の揃い踏み。 吹き渡る風や新緑もすがすがしく、充実した時をすごすことができました。 しかし、かなり疲れが残っていたのか、岩場に寄り道する気にはなれず、九折・豊栄鉱山跡駐車場へと向かいました。 このコースは体力、気力を鍛え、胆を練るには良いコースと思います。 47歳。いつまで行けるか分かりませんが、あと何回かはチャレンジしようと思っています。 今回は写真を撮る気満々でしたが、カメラを車中に忘れ、撮れませんでした。 今年は天気もよく、本当に美しい場所がたくさんあり、とっても残念でした (参考) 西田さんが2003年5月17日〜18日に同じコースを登った時のタイムと比較。 九折・豊栄鉱山跡駐車場〜九合目小屋まで、2003年は13時間40分 2005年は14時間24分 九合目小屋〜九折・豊栄鉱山跡駐車場まで、2003年は7時間20分 2005年は7時間12分 でした |
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