山嶺

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さあ、登るばい!!

YOSEMITE    

8月5日〜8月13日
参加者 石橋・北方 他(三沢・工藤・山本・松本・阿万・渡辺・良永・アラン)

私たち9名のメンバーは平均年齢56歳と高年齢にもかかわらず精力的に海外でのクライミングやハイキングを謳歌しました。


8月5日(土)午前9時福岡国際線ターミナルに集合。早速諸手続きを済ませ燃料いえアルコールを補給し飛行機に乗り込み機内でもアルコールを補給しつつ、台北経由サンフランシスコへ機中の人となる。キティちゃん仕様の機内はかわいらしく、トイレも清潔で感激!!エバー航空ってとても素敵でした。
現地時間の8月5日(土)16時15分にサンフランシスコに到着すると、出口にはカリフォルニア在住のアランベアーさんが笑顔で歓迎してくれていた。
アランさんに連れられてレンタカーを借りサンフランシスコ市内へ繰り出しました。ゴールデンブリッジなどを観光し海辺の景色のいいところで夕食そして郊外のモーテルを探しました。ベアーさんが手当たり次第探し歩いてくれて清潔で格安、しかも朝食つきのモーテルに行き着いた。
8月6日(日)
ヨセミテへ向けて120号線を走る。左右は広い農場が延々と続く。牧場で牛や馬がのんびり草を食み、木陰で転寝をしている。車はスピードが出ているのに早さを感じない。
途中ハイウェイ沿いのレストランでハンバーガーとビールで昼食、スーパーで食料を買い込みヨセミテの我が家“ハウスキーピング”に到着した。非常に清潔だ。シーツを借りてベッドを作るとまるでホテルである。さあ今日からここが私の部屋だ。   
   

8月7日(月)アフターセブン
午前4時半 携帯電話の目覚ましにスワッと反応し、私たち女子の部屋ととなりのおじさんの部屋はざわざわと起きだした。6時にはナックラッカー取り付き付近の駐車場に着く。
三沢さんを先頭に取り付きを目指して森の中に突入した。
ぐんぐん登る。暫く登ると三沢さんの姿を見失った。駐車場から5分で取り付きのはずだから・・おかしい。皆で引き返し取り付きに着いたのは7時であった。
私たち三人(石橋・工藤・松本)はナツトクラッカーの左尾根アフターセブンを登る。昔工藤さんが登ったことがあるルートだそうだ。
取り付き7:00 終了8:30 下山9:00 5ピッチのルートは楽しかった。
軽く足慣らしをしてヨセミテの岩の感覚を実感、時差ぼけを直す為木陰で昼寝をした。
           

8月8日(火) ロイヤルアーチ
4時半起床 取り付きは6:00 3パーティで登る。
海外でのビッグウォールだ、全工程16ピッチ、パワーと体力が勝負である。
私は工藤さんリード、松本さんとの3人のパーティだ。
1ピッチ目はいきなりのチムニーである。身体がすっぽり入るチムニーはザックがある
と登れないのでザックだけ引き上げてもらう。もがきながら何とか登った。写真左下
2ピッチ目から4ピッチ目は簡単なトラバースである。岩がごろごろの所をアンザイレンで駆け登った。(下記ルート図)
5ピッチ目の凹角はつるつるすべり難しかった。写真右下
8ピッチ目の振り子トラバースは楽しかった。写真下中央
こうして16ピッチの登攀は6時間で終了。(ルート図によると通常8時間〜10時間)



終了点の有難い水場で美味しい水を飲み行動食を食べ、さあこれから下山か・・・・
ところがこれからがたいへんであった。何時まで続くか・・尾根道に出るまでの厳しい登りが始まった。ただでさえ身体が重いのに傾斜が強い登りに息が上がる。ぜいぜい
重たい足を抱えぜいぜいヒューヒューぜいぜいヒューヒュー2時間くらい歩いた頃左ふとももがつり出した。暫く我慢していると右足も痙攣が、少し休んで水分を沢山取り、荷物を減らして貰うと随分楽になった。トレイルに出たのは歩き出して3時間が経過していた。その後4時間のアップダウンのすえバスストップに着いたのは日もとっぷりと暮れた午後8:00。朝6時から14時間も行動したのだ。目が回るくらい腹が減った・・ビールが飲みたい・・シャトルバスに乗り込みハウスキーピング近くのバス停で降り、ばたばたと我が家に走りこむとそこに私は驚くべき光景を見た。悠々とグラスに注いだビールを満足そうに飲む三沢さんの姿があった。私はかなり早く走ったのに・・・
8月9日(水) 今日は目覚ましのスイッチを入れていない。目覚めのコーヒーはアランさんが入れてくれていた。パンを焼きのんびりと朝食を食べた。コインランドリーでたまった洗濯をしたり、買い物したりドライブしたり。のんびりと過ごした。
8月10日(木)

朝4時に起きSTATELY PLEASURF DOMEへ行く。車をぶっ飛ばし、走る事2時間あまり、湖のそばはかなり寒い。5度Cぐらいではないか。尾根には雪渓も見える「ここは高度が2500mあるよ」誰かが高度計をみて叫んでいる。日があがらないと寒くて凍えてしまう。車のヒーターで暖を取り時間を待つ。
いざ取り付くとワンダフル!!フリクションは利くし素晴らしい景観である。幾度も振り返り景色を楽しみながら楽しく登った。さらにクラックやレイバックは高度感抜群の青い


空の下気持ちよく登る事が出来た。        
その夜はヨセミテの最後の夜である時間を惜しむように喋り楽しい時間を過ごした。ワインが何本も空になった。
8月11日(金)
今日はヨセミテを撤退する。サンフランシスコヘ向け長いドライブである。途中田舎町によりながら空港へ向かった。ヨセミテを離れるのが惜しいようにゆっくりサンフランシスコへ車を走らせた。
夏休みが終わりました。
ヨセミテのクライミングは最高で夢のように楽しかった。
皆さん楽しい旅をありがとう御座いました。

メンバー
   三沢澄男 都城   山本和也 福岡   阿万忠司 西都
   工藤利光 宮崎   松本良規 熊本   渡辺妙子 西都
   良永時子 久留米  アランベアー カリフォルニア
   北方真知子久留米  石橋康子 久留米

今回の費用
          航空代金 エバー航空 87985円
             モーテル10名264.18ドル
             レンタカー9名 128340円
            ハウスキーピング9名680ドル
                予約金9名20000円
               ガソリン9名 194ドル
              その他 食費 アルコール
         一人当たり経費 計 154985円




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